9月21日付BLOGでは、副都心・有楽町線の10000系が東横線で試運転がてらの営業運転を行っていることを書きましたが、今回は西武有楽町・池袋線に貸し出された東急5050系4000番台(4104F)について書きます。
撮影&乗車したのは9月28日。後輩であり、西武ファンのレタス(tmfl)君から情報を聞きつけ、副都心線・渋谷駅へ行きました。「40M」の『急行 飯能行』に乗ります。まず、行先表示を見て思ったのは、東横線の方が「急行」表示の色が濃いのと、英語表記が「EXPRESS」から「EXP.」になっているということです。東急と西武、共に「急行」の色は赤色なのでフルカラーLEDの色を分けなくてもいいと思うのですが・・・。また、他社の編成に合わせてか、『急行 飯能』→『EXP. HANNŌ』の後に、『西武線内 快速』という、乗り入れ路線の種別も書かれていました。
車内は実質西武線の広告統一車両になっていたり、路線図が変わっていたりと今じゃないと見られないものになっていました。また、車内のモニターも片側のみ稼働していて、副都心線内はメトロ仕様のデザイン(レイアウト)になっていました。これも、来年3月の東横線直通運転開始後は東急のデザインになると思われるので、この組み合わせも貴重なものとなります。
さて、電車はそのまま西武線へと直通します。西武線内でもモニターは対応していましたが、デザインはほぼメトロのものと同一のものでした。そして、気になる行先表示です。東急線内に「快速」という種別は無いのでどんな色で出るのか気になりましたが、西武車に準拠した水色で表示していました。また、自動放送も対応していて、そのまま所沢へと向かい、到着後少し写真を撮って下車しました。
やはり西武線内で赤とピンクの帯がある電車が走るのは違和感がありますが、今後は日常の光景になるのだろうと思いました。なお、先週まで東横線に貸し出されていたメトロ10000系は返却され、現在は代わりに7000系が来ています。そちらの方もまた報告していきたいと思います。