皆さんこんばんは。KHK1375です。
5月25日(土)に、JR東日本大宮総合車両センターでJRおおみや鉄道ふれあいフェアが開催されました。今年も昨年に引き続き、数名の会員が参加しました。
会場内では例年好評を博している機関車展示に最も注目が集まりました。3機の並びは、西側からEF60 510、EF65 1115、EF81 133でした。隣接して単独展示されたのはEF80 36でした。
なお、3機にはヘッドマークも装着されました。いずれも13時に別のものへと交換されました。装着されたヘッドマークは以下の通りです。
EF60 510 北側:はやぶさ→さくら
南側:富士→みずほ
EF65 1115 北側:オリエントエクスプレス→瀬戸
南側:富士・はやぶさ→出雲
EF81 133 北側:北斗星→あけぼの
南側:エルム→出羽
EF60 510,EF80 36と同様に、構内の保存機であるEF58 93は、機関車展示会場とは、物販会場を挟んで反対側に展示されました。
また、2008年から昨年まで毎年展示されていた高崎機関区所属のEF65 535は、製造元の東芝府中事業所で保存されることになったため、今年より展示リストから外れました。
大宮総合車両センター内に立地するJR貨物大宮車両所では、検査中のEF64形1000番台やEH500形,DE10形が展示されました。また、少し離れた場所にEF65 2097が展示されました。EF64が1035号機と1049号機。EH500が29号機、DE10が1539号機と1586号機でした。
DE10 1586は、車体吊り上げ実演に使用されました。また、DE10 1535には「あけぼの」のヘッドマークが装着されていました。
EF64 1049にも注目が集まりました。同機は、JR貨物広島車両所で更新工事を受け、広島更新色と呼ばれる塗装をまとっていました。今回の入場で塗装が大宮更新色に変更されることが予想されていましたが、広島更新色で再塗装されたことが確認されました。
同じく広島更新色であったEF64 1047が大宮に入場した際、大宮更新色で出場したことから、今回も大宮更新色への変更が予想されていただけに、ファンにとってはうれしいニュースとなりました。なお、今回の展示では、「北陸」のヘッドマークが装着されていました。
【6月21日追記】現地では意識して見ていませんでしたが、EF64 1049の青の塗色は、従来の広島更新色に比べて濃いものが使用されているようです。おそらく、大宮更新色の青と同じものが使用されたと思われます。そのため、現在では一部ファンから広島『風』更新色と呼ばれています。
JR東日本の検査、改造を行う工場では、東北本線(宇都宮線)宇都宮以北で主に活躍する予定の600番台に改造中の元京葉線の205系や、検査入場中の相模線205系,251系,E259系や24系客車の姿が見られました。相模線205系は各行先方向幕の表示が行われ、「大月」「四方津」「相模湖」など、普段は見られない貴重な表示にファンから注目を集めていました。
今年3月のダイヤ改正で引退した日光線の107系も展示され、車内も開放されました。107系は、台車や冷房装置など、165系の部品の多くを流用して製造された車両で、近年老朽化が目立つようになってきました。現在は高崎車両センター所属の編成が上越線、吾妻線、両毛線、信越本線などで活躍していますが、こちらの引退も迫りつつあるものと思われます。
今年の鉄道ふれあいフェアは、例年通り内容が充実しており、多くのファンや家族連れを楽しませてくれました。来年以降も多くの関係者の皆様のご尽力のもと、素晴らしい鉄道ふれあいフェアが開催されることを期待しております。