昨日執筆した「豊田車両センターまつり①」の続きです。
昨日紹介した115系、211系、E233系の奥にあった車両から順にご紹介しましょう。写真一番左の3系列で、順にE231系800番台(地下鉄東西線直通用車)、E231系0番台(中央・総武線用車)、209系500番台(武蔵野線用車)です。ただし、行先はE231系800番台が「臨時」(→「地下鉄東西線直通 三鷹」に変更)、他2系列は「中央線 豊田」と普段見られない行先を表示していました。特にE231系が「中央・総武線」ではなく「中央線」と表示していたのにはさすがに違和感がありました。
ギャラリー電車として開放していたのはやはり中央快速線のE233系ですが、行先が「特別快速 塩山」と表示していました。「塩山」を知らない方を中心に「しおやま」といった声を聞きましたが、正しくは「えんざん」なんですけどね・・・(笑)。その他、E351系「スーパーあずさ」も展示していました。
さて、しばらくしていると再び車両の交換がありました。115系がスカ色から長野色の編成に変わり、E257系「あずさ」の車両も加わりました。特にE257系は途中から表示が変わり、「中央ライナー」や、後の湘南新宿ラインの登場により名前が変わってしまった「湘南新宿ライナー」、さらにはかつて存在した「急行 アルプス」の表示をしていました。
隣にいたE233系も突然行先が「快速 豊田」から「ホリデー快速 富士山」に変わりました。「急行 アルプス」と「ホリデー快速 富士山」、山に関係したものが並んだのです。瞬く間に注目の的となっていました。ちなみに、ホリデー快速の運行番号は「3776M」。一見何でもないように思いますが、考えてみると富士山の標高は3776M(メートル)。なんと、運行番号までも富士山を意識したものとなり、「粋な計らいだなー」と思いました。
ちなみに、外に留置していた車両の中には、あの201系の先頭車が留置していました。残念ながらずっと外に留置していた結果、「日焼け」したため往年の色から退色してしまいましたが、現在も絶大な人気を誇っていました。
残念ながら土曜日は授業があるためここまでで退散してしまいました。豊田車両センターの係員によると、来年の開催は未定とのことですが、ぜひ来年も開催して欲しいと思いました。