プラレール族のベイエリア巡検

どうも、ツーオーファイブです。私は毎年秋に開催される「オータムフェスティバル」の中で展示されるプラレールレイアウトの担当をしております。プラレール自体は玩具でこそあれど、今の子供たちだけでなくかつて遊んだ大人たちをも魅了する、そういう不思議な魅力があると個人的には思っております。

さて今年のゴールデンウィーク、千葉県の幕張メッセでは「プラレール博TOKYO」が開催されていました。そこで本会々員の有志とともに参加し、今後の糧にしようと思いまして今回巡検を行わせて頂きました。

・・・あとタイトルにある「ベイエリア」とは、千葉県のうち東京湾に面した地域の事を差すそうです。(by同行したbayFMリスナー)

 

曇り空ながらムシムシとしていた4月30日の朝、有志5名はJR海浜幕張駅前に集合しました。ある者は京葉線で、またある者は連接バスで。集合した私たちは各々カメラを取り出すと駅前を走るバスをパシャリ。その後はゆっくり歩きながら会場である幕張メッセ9ホールへと向かいました。平日とあって列はあまり伸びていませんでしたが、ほぼ全員が親子連れであり、その中で並ぶ青年5名の姿は、端から見ればシュールな光景であったと思われます・・・。そして10時となって開場。多くの家族に紛れていそいそと入場した私たちはとある車両をゲットしました。それは今回のプラレール博のメインともいえるJR東海のリニア車両、L0系の中間車でした。

開場前の入口。平日とあってそれ程列はなかった。

△開場前の入口。平日とあってそれ程列はなかった。

 

 

会場内でまず目に入ったのは人間よりも大きく作られた新幹線の先頭車たち。その先にはタワーの中を何本も走るL0系がありました。ここでは今回実装された「笛コン」を側にいたお兄さんが実演しており、多くの子供たちの目をくぎつけていました。

続いて現れたのはこれまた大きい、白黒のパトカーの塗装をした電車でした。これは滋賀県大津市にある京阪石山坂本線で走っている京阪600形「パト電」をモチーフにしたもので、今回のプラレール博で限定販売が始まりました。

 

展示されていたレイアウトの一つ。ぐるぐる回る面白いものであった。

△展示されていたレイアウトの一つ。ぐるぐる回る面白いものであった。

その先には巨大なプラレール(&トミカ)のレイアウトがありました。比較的小さなレイアウトを幾つも並べた構成となっており、非常に賑やかなものとなっていました。これには我々も目を見張り、何重も積み重ねたタワーやまるでエスカレーターのようなものなど、今後の活動の参考にもなりそうなギミックに富んだレイアウトたちを眺めていました。その奥にあったプレイゾーンには多くの家族連れが並んでいましたが、追加料金が必要とあったため今回は見送り。

さて最後に待ち受けたのはお買い物ゾーン。ここで先述の「パト電」や寝台特急の「はやぶさ」などを購入しましたが、我々の関心を惹いたのはプラレールではなくトミカ。先月発売された「トミカプレミアム」や会場限定のトミカを見て我々は大はしゃぎしてしまいました・・・。

 

これでプラレール博見学は終了となりましたが、巡検はまだまだ続きます。一旦海浜幕張駅まで戻り、そこから直通バスで向かったのはイオンモール幕張新都心。4つのモールからなる巨大なショッピングセンターです。ここで昼食を取り、また出店している鉄道模型店ポポンデッタでNゲージを物色しました。ここからさらにバスを乗り換えて向かったのは津田沼駅、その南口の前にそびえるサンペデック・・・ではなくMorisia津田沼です。ここにもポポンデッタが出店しており、こちらでも物色していました。

津田沼駅北口に建つパルコ。このマークを見ると私は厚木パルコを思い出す。

△津田沼駅北口に建つパルコ。このマークを見ると私は厚木パルコを思い出す。

またここ津田沼はアニメ「きんいろモザイク」の舞台となったところでもあり、作中で登場したMorisiaや北口のPARCOなどを訪れ、ここで解散となりました。

 

プラレール→Nゲージ→聖地巡礼という目的がコロコロ変わった今回の巡検でしたが、総合的には面白いものとなりました。道中は同行者たちの千葉県民トークもあり、埼玉県民である私には刺激的で良かったです。こういうゆるーい巡検もたまにはいいかなと思いながら、今回の報告を締めさせて頂きたいと思います。