こんにちは。編集広報のむらいるです。
さて、今回は標記の通り、9月9日から11日まで2泊3日で行われた夏合宿の報告をさせて頂きます。
今年の夏合宿は青森県を合宿地にしました。鉄研会員は9日17時に弘前駅に集合。そのまま徒歩で夕食処の「大和屋」さんへ移動し、地元青森の郷土料理など美味しい夕食に舌鼓を打ちました。夕食後は宿泊先となる「石場旅館」さんへ。こちらは明治12年創業という非常に歴史ある旅館で、その風格ある建物を前に会員一同は驚嘆の声を漏らしていました。
旅館では、会員それぞれの弘前までの旅程を発表し合いました。鉄研の合宿では、合宿地までの行程は会員それぞれの自由となっているため、鉄研ならではの行程が次々に飛び出しました。北海道を経由してくる会員など行程はまさに十人十色といった感じでした。
2日目は班別行動となります。数名程度の班を作り県内各地を観光することが目的で、それぞれの班が立案した計画に沿って行動することになります。私が参加した班では、午前3時に起床・出発するなどアグレッシブな行程となり、JRグループ最後の定期急行列車となった急行「はまなす」の撮影や青函トンネル記念館の見学、廃線となった小坂線の体験・見学など充実した観光を行うことができました。このほか、下北半島や五能線の観光に向かった班もありました。
同日夜は班別行動の様子を発表し合い、その後は学年の垣根を越えて様々な趣味の話に盛り上がる様子が見られました。新歓レクを経てはいますが、まだまだ緊張していた様子の新入会員が次第に打ち解け、楽しそうに語り合うことのできる貴重な機会になったと思います。
最終日の3日目は青森駅へ移動し、かつて同駅から出ていた青函連絡船「八甲田丸」の見学を行いました。青函連絡船が現役だった頃を経験していない世代ですが、昭和の時代を感じさせる展示物に皆興味津々の様子でした。
鉄研としての夏合宿は青函連絡船の見学を以って全て終了し、その場で解散という形になりました。そのまま帰路に着く会員やまだまだ旅行を続ける会員、合宿後も十人十色の行程が待っているようで、後期授業開始までの間、それぞれがこの夏最後の思い出作りをしていくことと思われます。
班別行動中に悪天候に悩まされた班もあったようですが、全体としては大きな事故や災害もなく無事合宿を終えることができました。
最後になりましたが、今回の合宿の開催に際してお世話になった全ての方々に感謝の意を示し、この報告を締めさせていただきます。
なお、班別行動における各班の様子など合宿中の詳細な活動報告は、オータムフェスティバルで発行を予定しています部誌「きてき」で紹介しますので、楽しみにお待ちくださいませ。